敏感肌の人は注目!化粧品に使われる防腐剤5つの種類を解説!

敏感肌の人や肌が弱い人は、化粧品を変えてみたり、季節の変わり目を迎えたりなど、ちょっとしたことでも肌荒れが起きてしまって、毎回うんざりしてしまいますよね。

そんな中、化粧品に含まれる防腐剤にも注目が集まり、様々な議論がなされています。

そこで今回は、化粧品に含まれる防腐剤について

・化粧品の防腐剤にはどんな種類ものがあるの?
・防腐剤がない化粧品はある?
・肌に優しい成分とは?
・どんな化粧品を使えばいいの?

についてご紹介します!

化粧品に使われる防腐剤5つの種類

化粧品に雑菌やカビが繁殖しないようにする防腐剤。具体的にはどんな種類があるのでしょうか?

化粧品に使われる防腐剤は主に以下の5つです。

・パラベン
・安息香
・デヒドロ酢酸ナトリウム
・ヒノキチオール
・フェノキシエタノール

防腐剤①:パラベン

パラベンは、石油から精製して作られる合成保存料です。化粧品以外にも、食品や医薬品などに防腐剤として使われています。

その主な特徴として、

・広範囲の微生物を抗菌できる
・少量で効果が発揮できる
・持続性が高い
・毒性が比較的低い

などがあります。

化粧品の防腐剤としては最もポピュラーなもので、しっかりとした防腐効果をもたらします。

しかし一方で、

・肌荒れになりやすい
・吹き出物が出やすくなる
・アレルギーを引き起こす

などの症状の報告があります。

防腐剤②:安息香酸

安息香酸は、アンソクコウノキという植物が産出する樹脂に含まれる成分です。防腐剤の他、香料としても使われ、カラメルのような甘い香りがします。

安息香酸は微生物の増殖を抑えるという働きがありますが、毒性が強いという特徴もあり、敏感肌の人には刺激になってしまう可能性があります。

防腐剤③:デヒドロ酢酸ナトリウム

デヒドロ酢酸ナトリウムは、細菌、酵母、カビのすべてに防腐効果を発揮する成分です。防腐性が高く、食品にも使われています。

しかしながらその効果の強さゆえに、アレルギー反応を起こす可能性もあります。また、食品添加物として使用が許可されているのは日本とアメリカのみ。

その他の国では使用が禁止されている添加物です。日本ではほぼ同じ効果をもたらすデヒドロ酢酸として、バターやチーズに配合されていますが、アメリカではカボチャのみに使用されています。

摂取量が多いと嘔吐や肝機能障害、染色体異常を引き起こす可能性があると言われています。

防腐剤④:ヒノキチオール

ヒノキチオールは、ヒノキの一種であるヒノキアスナロという植物に含まれる成分。広い範囲の微生物を殺菌する効果があります。

アレルギー性はないものの、わずかに毒性があることが認められています。

防腐剤⑤:フェノキシエタノール

フェノキシエタノールは、防腐剤のなかでも抗菌性があまり強くない成分。

しかし、パラベンが効ききにくい菌に有効など、ピンポイントの菌に対して抗菌性を発揮します。緑茶などにも含まれる天然成分ですが、肌への刺激はパラベンよりも強いことがわかっています。

なんだか化学の授業みたいですね…。

やっぱり防腐効果があるということは、少なからず毒性や刺激性があるということ。敏感肌の人や、肌の弱い人は反応してしまうのでしょうね。

防腐剤フリーな化粧品ってあるの?

結論から言うと、「完全に防腐剤フリー」な化粧品はありません!

「防腐剤フリー」「防腐剤不使用」と表記されている商品もありますが、これは「国が認めている防腐剤(化粧品基準に定めた成分)」は入っていません、不使用です、という意味。

つまり、「国が認めている防腐剤」は使用してないが、他の防腐効果のある成分は入っているのです。

というわけで、「完全に防腐剤が入っていない」化粧品はありません。一回で使い切らない商品である以上、防腐剤は必要不可欠なのです。

また、防腐剤と認められていない成分は、防腐効果が低いため高濃度で配合されていたり、そもそも防腐効果が強すぎるものもあります。

その結果、防腐剤よりも刺激になってしまうこともあるので注意が必要です。安易に「防腐剤フリー=低刺激」と判断してはいけません。

敏感肌の人や肌の弱い人にとって大切なのは、防腐剤が入っているかどうかではなく、どんな成分が自分と相性が悪いのかを見極めていくことです。

化粧品を選ぶ際には、成分表をチェックしながら使用し、肌との相性を見ながら苦手な成分を見極めていきましょう。

「防腐剤フリー=低刺激」ではないということ、しっかり覚えておきたいですね。

合わせて、肌に優しい成分の入った化粧品を解説!5つの成分をチェックしよう!のチェックをしてみてくださいね。

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